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防水工事とは

ベランダ、屋上といった雨風にさらされる部分に防水処理を施し、水が建物内部に侵入するのを防ぐ工事です。
新築時にしっかりと防水工事を行っていても、日ごろから雨にさらされていればどうしても劣化してしまいます。
雨漏りしてからの対処では建物自体の劣化にもつながってしまうため、定期的な点検と最低でも10年に1度のメンテナンスで漏水を防ぐことが大切です。
メンテナンスをすることによって建物の強度や美観を保ったり、漏水によるカビの発生を防ぐなど様々な利点があります。

◎防水の種類

防水工事には用途・躯体の種類によって様々な工法・材料があります
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■FRP防水
■ウレタン防水
■シート防水
■トップコート

FRP防水

「FRP」とは繊維強化プラスチックのことです。ポリエステル樹脂を塗布後ガラスマットを貼り付け、防水用ポリエステル樹脂を染み込ませて硬化させます。
軽量で耐久性に優れており、キズがつきにくいのが特徴です。
また、耐酸性があるため酸性雨や紫外線から長期的に保護することができます。
浴槽や船、プールなど様々なところで使われています。
新築戸建てのベランダや屋上ではFRP防水での施工が最も多いです。

ウレタン防水

ウレタン防水の防水層は非常に軽量で建物に負担がかからず、下地の形状にも馴染みやすいことから、屋上の防水やリフォーム工事に多く用いられます。
また、比較的安価なことも特徴です。
耐久性はやや劣りますが、定期的なメンテナンスで雨や紫外線などによる劣化から長期的に施工箇所を守ることができます。

シート防水

塩化ビニールシートとゴムシートを使う方法があります。
塩化ビニールシートであれば耐久性が高く紫外線や熱に強い為、耐用年数が長めです。
また、既存のシートが傷んだ時には、そのまま塩ビシートをかぶせて使用することもでき低コストで施工できることも特徴です。
ただ、凸凹や固定物がある箇所には不向きであり、施工後の漏水のおそれがあります。

トップコート

防水工事の一番最後に塗布する塗料です。
定期的なメンテナンスで劣化が少ない場合、トップコート塗布のみで対応できてしまいます。
4~5年に1回のトップコート塗り替えで、防水層の劣化を防ぎ、美観が保たれます。
トップコート塗布のみの施工はコストがかからず、メンテナンスにオススメです。

◎施工方法

施工箇所の状況を見極め、適切な施工を行います
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■FRP防水
■ウレタン防水
■トップコート

FRP防水の施工方法

FRP防水は大まかに分けて3つの工程があります
「下塗り」➡「積層」➡「仕上げ」

①下塗り
下地を洗浄し、プライマーを塗布
プライマーは下地との密着を高める接着剤のような役割です

②積層
ガラスマットを敷き、樹脂を染み込ませていきます
ガラスマット内にある気泡を脱泡ローラーを使って丁寧に取り除きます
この工程を2~3回繰り返し行います

③仕上げ
ガラスマットの表面を研磨して磨き上げます
樹脂の硬化を促進するためアセトンを吹き付け、最後にトップコートの塗布をして終了です

ウレタン防水の施工方法

当社取り扱いのウレタン防水は主に2つの工法があります。 
【屋上・古い建物向け】 通気緩衝工法
【ベランダ向け】    密着工法 

【屋上・古い建物向け】
 通気緩衝工法

下地への防水処理に加えて、通気緩衝シートと脱気筒を取り付けることで下地の湿気を取り除く工法です。
水分を含む場所にも対応し、膨れが起こりにくいというメリットも。

①下地洗浄・塗膜剥離・補修
下地の状態により、既存防水を撤去します
その際、電動工具を用いて錆や塗膜を落とします

表面を整えるため、ヒビ割れや凸凹を補修していきます

②下地調整材・プライマー塗布
下地との密着を高めるプライマーと、密着をより堅固にする下地調整材を塗布します

③通気緩衝シート・ジョイントテープ貼り付け・ウレタン塗布
下地の湿気を逃がすシートです
シート間のつなぎ目にテープを貼り、水が入るのを防ぐためウレタンを塗ります
その後、脱気筒の取り付けを行います

④ウレタン防水材塗布
床・立上りにウレタンを塗っていきます。

⑤トップコート塗布
全体にトップコートを丁寧に塗布し、終了です

【ベランダ向け】
 密着工法

密着工法とは、下地に直接防水塗装をしていく工法です。
とても軽量で建物への負担は少なく、比較的安価であることも特徴です。
ただ、下地に密着しているため防水層のヒビ割れや膨れに注意が必要です。

※手順①・②は通気緩衝工法と同様。

①下地洗浄・塗膜剥離・補修
下地の状態により既存防水を撤去し、電動工具を用いて錆や塗膜を落とします
表面を整えるため、ヒビ割れや凸凹を補修していきます

②下地調整材・プライマー塗布
下地との密着を高めるプライマーと、密着をより堅固にする下地調整材を塗布します

③ウレタン防水材塗布
④トップコート塗布

トップコートの施工方法

トップコートは防水層の保護塗料として、メンテナンスやリフォームの場合にも使われます。
ほとんどの場合下地調整も行いますが、傷みが少ないベランダ等はトップコートのみで対応できることがあります。

①清掃・(必要であれば下地調整)
②プライマー塗布
③トップコート塗布


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