戸建てでも必要?住宅における防水工事のポイント
「防水工事って、マンションやビルだけの話でしょ?」
そう思っている方は、意外と多いかもしれません。
しかし、戸建て住宅でも“防水”は非常に重要なポイント。
とくにベランダやバルコニー、屋上、外壁などは、日々風雨にさらされ、劣化が進みやすい箇所です。
今回は、戸建て住宅における防水工事の必要性と、知っておきたいポイントをご紹介します。
目次
戸建てにも「防水」のメンテナンスは必要!
戸建て住宅でも、防水工事が必要な場所はたくさんあります。
主な防水対象の場所
- ベランダ・バルコニー
- 屋上(陸屋根)
- 外壁やサッシ周り
これらの場所は、建物を水から守る「防水層」によって守られていますが、年月が経つと徐々に劣化してしまいます。
放置するとこんなトラブルが!
防水層の劣化を放っておくと、以下のような問題が発生します。
- 雨漏りによる天井や壁のシミ・腐食
- 木材の腐敗や構造材の損傷
- カビの発生や室内環境の悪化
- 住宅の資産価値の低下
最悪の場合、大規模な修繕が必要となり、費用も高額になってしまうことも……。
10年の瑕疵担保期間とその後のリスク
新築住宅には、「住宅瑕疵担保履行法」により、構造耐力上主要な部分と雨水の侵入を防止する部分に対して10年間の瑕疵担保責任が義務づけられています。
つまり、雨漏りなどのトラブルが10年以内に発生すれば、売主や施工業者の責任で修理が行われるという仕組みです。
しかし――
💡この10年を過ぎると、補償は基本的に適用外になります。
そのため、10年を過ぎたあたりからは、定期的な点検・防水メンテナンスを自主的に行う必要があるのです。
防水工事の目安は10~15年
一般的に、ウレタンやFRPといった防水材の耐用年数は10~15年程度とされています。
特に、以下のような症状が見られた場合は、早めの対応をおすすめします。
- 表面のひび割れや膨れ
- 雨染み、カビの発生
- 排水不良や水たまりができやすい
まとめ:戸建てこそ「防水」は長く安心して住むための要
戸建て住宅は自分でメンテナンスを計画しなければならない分、予防的な防水工事がとても大切です。
10年の瑕疵担保期間が過ぎたら、ぜひ一度プロの目で点検してみてはいかがでしょうか?
当社では、戸建て住宅に特化した防水点検・施工プランをご用意しております。
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気になる箇所がある方は、ぜひお気軽にご相談ください。